毛穴の開きを引き起こす原因と対策

毛穴の開きというのは気になるものですよね。隠そうと思ってファンデーションを塗っても、毛穴に落ち込んでしまって余計に目立つ結果にもなりかねません。
毛穴の開きを引き起こす原因はいくつかあります。原因を知って今すぐ対策を始めましょう。

＜過剰な皮脂＞
ホルモンバランスの乱れ、脂っこい食事、気温の上昇などの要因により、分泌される皮脂の量は増えます。
過剰に分泌された皮脂は毛穴づまりの原因ともなり、古い角質やファンデーションなどの汚れと交じることでしつこい角栓の原因ともなってしまいます。
溜まった皮脂汚れは、毛穴を奥から押し広げる原因となります。

＜紫外線によるダメージ＞
紫外線Ａ波による肌ダメージで肌内部が損傷を受け、肌が弾力を失ってしまいたるみやすくなります。
肌がたるむことで毛穴がゆるみ、目立ちやすくなってしまうのです。紫外線対策が手薄になりがちな冬場や夕方でも、実は紫外線Ａ波の線量はあまり変わらず降り注いでいます。
知らず知らずの内にダメージを受けやすいのです。

＜加齢によるコラーゲンの減少＞
年齢を重ねることで肌内部のコラーゲン量は減少します。
真皮の約70％はコラーゲンでできており、その水分量や肌弾力に大きく関係しています。
加齢によって徐々にコラーゲンの生成機能にも衰えが出るようになると、肌が乾燥したり弾力が失われるようになります。
乾燥や弾力が失われた肌ではうまく毛穴を引き締めておくことができず、毛穴が目立ってきてしまうのです。

＜乾燥＞
肌が乾燥した状態では肌の細胞一つ一つがしぼんでしまい、ひいては毛穴の目立ちに繋がります。
また乾燥状態では本来の肌バリア機能が弱い状態になってしまいます。バリア機能が失われると肌へ雑菌などが混入してしまいますので、体は過剰に皮脂を分泌してそのバリア機能の働きを助けようとします。
過剰な皮脂分泌は毛穴づまりの原因となりやすいです。乾燥は過剰な皮脂分泌へ繋がり、毛穴の目立ちを引き起こすケースもあるのです。上記のことにより、適切な洗顔によって毛穴に詰まりやすい皮脂や汚れを取り除くとともに、しっかり保湿ケアをすることが大切だとわかります。
毛穴汚れを取り除いたあとは、パッティングなどで毛穴を引き締めるようにしましょう。
過剰な皮脂を分泌させないために、ホルモンバランスを整えたり食事の内容に気を配ることも有効ですね。
単純なようですが積極的な水分補給も大事です。水分が不足していれば当然ですが肌も乾燥してしまうのです。日常的に紫外線対策を行って、肌へのダメージも軽減させましょう。肌のターンオーバーを促すことも有効ですので、週に2～3回程度ピーリングケアを取り入れて汚れや角質がたまらないようにすることもよいでしょう。